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開き直る企業を許すな!アスベスト訴訟口頭弁論(08.11.21)
11月21日、首都圏建設アスベスト訴訟での第一回口頭弁論が横浜地裁で開かれました。訴訟には組合も加わっておりアスベスト被害の救済と被害責任を求めています。
地裁前では、傍聴希望者が多く抽選券を求める長蛇の列ができました。法廷では国及び被告企業46社も出廷して、労災認定を受けた患者の悲惨な病状やアスベストを吸った様子について原告から意見陳述がありました。
杉山原告団長は体調不良で欠席となりましたが、陳述書の中で「原告40名のうち14名は提訴時にすでに死亡している。原告は胸に酸素を取り込んで吐くという当たり前 のことができない」との報告がありました。
原告として法廷に参加した吾妻さんは裁判について「今後、裁判を続けていく事の重大さを実感した。被告企業の中には、自分は関係ないと開き直る企業もあった」と語りました。 閉廷後に開催された報告集会で、弁護団高橋事務局長から「裁判官が積極的に審理を進めていこうとする姿勢が感じられた。社会的な関心の高い裁判になる」と語りました。次回の第2回口頭弁論は、2009年2月9日1時半となります。
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