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「地域建設産業再生にむけて」横浜建設業協会との共同のシンポジウムを開催(08.03.29)

横浜建設業協会(横建協)と横浜市建設労働組合連絡会・称して建設連絡会(浜建、建職、東部、金沢、土建)の共同主催による『魅力ある地域建設産業再生に向けて』のシンポジュウムが3月29日に開催され約200名が参加しました。

 横建協とは、横浜市発注工事の低価格受注による市内業者の倒産、経営難、労働者の賃金カットにまで及んでいること、ひいては公共建築物の品質を低下させる事への怒りを、建設産業全体の問題としてその困難を打開するために昨年12月26日、横浜市政に08年度予算編成に当たり共同の要望書を提出しました。

 横建協白井会長は、「中田市政の入札制度は低価格誘導型の低すぎる最低制限価格と、予定価格事前公表によって横浜の業者は疲弊している」とのべ、この局面を打開するために労使の垣根を越えて建設産業の再生に望みたいと挨拶がありました。
 
若年層の建設産業への入職率が下がる中で、本当に魅力ある建設産業再生に向けて、地元業者への優先発注、予定価格の設定、最低制限価格の是正などが労働条件、賃金単価の引き上げ(年収600万円)要求を実現することにつながると、参加者全員で確認しました。

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